2026.06.14 ブログ
10年後に後悔しないための歯の教科書
第2回「歯周病はなぜ“静かに歯を奪う病気”と呼ばれるのか」
院長メッセージ
こんにちは。
さがなかの歯医者さんやまもと 院長の山本真志です。
前回は、
「10年後に歯を残せる人、失う人」
というテーマでお話ししました。
今回はその続きです。
実は、日本人が歯を失う原因の第1位は虫歯ではありません。
それは、
歯周病です。
意外に思われる方もいるかもしれません。
虫歯は痛みがあります。
しみることもあります。
見た目でも気づきやすいです。
しかし歯周病は違います。
ほとんど痛みがありません。
だからこそ怖いのです。
歯周病はよく
「サイレントディジーズ(沈黙の病気)」
と呼ばれます。
今日は、なぜ歯周病が静かに歯を奪う病気なのか、本気でお話ししたいと思います。
歯周病は歯の病気ではない
まず最初に知っていただきたいことがあります。
歯周病は、
実は歯そのものの病気ではありません。
歯を支えている
・歯ぐき
・骨
・歯周組織
の病気です。
イメージしてみてください。
どれだけ立派な家でも、
土台が崩れたら倒れてしまいます。
歯も同じです。
歯自体が無事でも、
支えている骨がなくなれば、
最後は抜けてしまうのです。
歯周病は痛くない
ここが最大の問題です。
虫歯なら、
しみる
痛い
噛めない
という症状が出ます。
しかし歯周病は、
かなり進行するまで痛みが出ません。
そのため、
患者さん自身も気づけません。
診察中によく聞く言葉があります。
「全然痛くなかったんです」
「まさかこんなに悪いと思いませんでした」
これは本当に多いです。
痛みがないから安心。
これは歯周病では通用しません。
歯ぐきから血が出るのは危険信号
歯磨きの時に血が出る。
フロスを通したら血が出る。
これを
「よくあること」
と思っていませんか?
実は違います。
健康な歯ぐきは、
基本的に出血しません。
出血しているということは、
歯ぐきに炎症があるということです。
体が
「ここに問題があります」
とサインを出している状態です。
ところが多くの方は、
血が出てもそのままにしてしまいます。
これが歯周病のスタートになることがあります。
骨は静かに溶けていく
歯周病の本当の怖さは、
骨が溶けることです。
そして骨が溶けても、
ほとんど痛みはありません。
知らない間に、
少しずつ、
少しずつ、
歯を支える骨が減っていきます。
そしてある日、
歯がグラグラする。
噛みにくい。
歯ぐきが下がった。
そんな症状が出ます。
しかしその頃には、
かなり進行していることが少なくありません。
歯周病は成人だけの病気ではない
「歯周病は年配の人の病気でしょ?」
そう思われることがあります。
しかし実際は違います。
最近は、
20代
30代
40代
でも歯周病は珍しくありません。
特に、
・喫煙
・ストレス
・睡眠不足
・糖尿病
・口呼吸
などの要因があると、
進行しやすくなります。
つまり歯周病は、
年齢だけの問題ではなく、
生活習慣とも深く関わる病気なのです。
歯を失う前に出るサイン
歯周病には、
いくつかのサインがあります。
例えば、
・歯磨きで血が出る
・口臭が気になる
・歯ぐきが腫れる
・歯ぐきが下がる
・食べ物が詰まりやすくなる
・歯が長くなった気がする
・歯が浮く感じがする
こうした変化があれば、
歯周病が進行している可能性があります。
大切なのは、
「まだ大丈夫」
と思わないことです。
歯周病は全身にも影響する
近年、
歯周病と全身疾患の関係が数多く報告されています。
例えば、
・糖尿病
・心疾患
・脳血管疾患
・誤嚥性肺炎
などです。
つまり歯周病は、
単なる口の病気ではありません。
口の健康と体の健康は、
つながっているのです。
歯周病で失うのは歯だけではない
私が診療していて感じることがあります。
歯周病で失うのは、
歯だけではありません。
食べる楽しみ。
笑う自信。
健康な生活。
そうしたものまで失ってしまうことがあります。
だから私は、
虫歯よりも歯周病の方が怖い病気だと思っています。
歯周病は予防できる
ここまで読むと、
歯周病は恐ろしい病気に思えるかもしれません。
でも安心してください。
歯周病は、
予防できる病気です。
・正しい歯磨き
・フロス
・歯間ブラシ
・定期検診
・プロによるクリーニング
これらを継続することで、
リスクは大きく減らせます。
つまり、
未来は変えられるのです。
私たちが本当に守りたいもの
私たちは、
歯を守りたいと思っています。
でも本当に守りたいのは、
歯だけではありません。
患者さんが、
10年後も、
20年後も、
好きなものを食べ、
大切な人と笑い、
健康に過ごせる人生です。
歯はそのための土台です。
だからこそ、
歯周病を甘く見てほしくありません。
最後に
歯周病は、
痛みがないまま進行します。
だからこそ怖い病気です。
しかし、
早く気づけば守れます。
予防できます。
未来を変えられます。
もし最近、
歯ぐきから血が出る。
しばらく歯医者に行っていない。
そんなことがあれば、
ぜひ一度お口の状態を確認してみてください。
10年後のあなたの歯は、
今日の行動で変わります。
第2回「歯周病はなぜ“静かに歯を奪う病気”と呼ばれるのか」
院長メッセージ
こんにちは。
さがなかの歯医者さんやまもと 院長の山本真志です。
前回は、
「10年後に歯を残せる人、失う人」
というテーマでお話ししました。
今回はその続きです。
実は、日本人が歯を失う原因の第1位は虫歯ではありません。
それは、
歯周病です。
意外に思われる方もいるかもしれません。
虫歯は痛みがあります。
しみることもあります。
見た目でも気づきやすいです。
しかし歯周病は違います。
ほとんど痛みがありません。
だからこそ怖いのです。
歯周病はよく
「サイレントディジーズ(沈黙の病気)」
と呼ばれます。
今日は、なぜ歯周病が静かに歯を奪う病気なのか、本気でお話ししたいと思います。
歯周病は歯の病気ではない
まず最初に知っていただきたいことがあります。
歯周病は、
実は歯そのものの病気ではありません。
歯を支えている
・歯ぐき
・骨
・歯周組織
の病気です。
イメージしてみてください。
どれだけ立派な家でも、
土台が崩れたら倒れてしまいます。
歯も同じです。
歯自体が無事でも、
支えている骨がなくなれば、
最後は抜けてしまうのです。
歯周病は痛くない
ここが最大の問題です。
虫歯なら、
しみる
痛い
噛めない
という症状が出ます。
しかし歯周病は、
かなり進行するまで痛みが出ません。
そのため、
患者さん自身も気づけません。
診察中によく聞く言葉があります。
「全然痛くなかったんです」
「まさかこんなに悪いと思いませんでした」
これは本当に多いです。
痛みがないから安心。
これは歯周病では通用しません。
歯ぐきから血が出るのは危険信号
歯磨きの時に血が出る。
フロスを通したら血が出る。
これを
「よくあること」
と思っていませんか?
実は違います。
健康な歯ぐきは、
基本的に出血しません。
出血しているということは、
歯ぐきに炎症があるということです。
体が
「ここに問題があります」
とサインを出している状態です。
ところが多くの方は、
血が出てもそのままにしてしまいます。
これが歯周病のスタートになることがあります。
骨は静かに溶けていく
歯周病の本当の怖さは、
骨が溶けることです。
そして骨が溶けても、
ほとんど痛みはありません。
知らない間に、
少しずつ、
少しずつ、
歯を支える骨が減っていきます。
そしてある日、
歯がグラグラする。
噛みにくい。
歯ぐきが下がった。
そんな症状が出ます。
しかしその頃には、
かなり進行していることが少なくありません。
歯周病は成人だけの病気ではない
「歯周病は年配の人の病気でしょ?」
そう思われることがあります。
しかし実際は違います。
最近は、
20代
30代
40代
でも歯周病は珍しくありません。
特に、
・喫煙
・ストレス
・睡眠不足
・糖尿病
・口呼吸
などの要因があると、
進行しやすくなります。
つまり歯周病は、
年齢だけの問題ではなく、
生活習慣とも深く関わる病気なのです。
歯を失う前に出るサイン
歯周病には、
いくつかのサインがあります。
例えば、
・歯磨きで血が出る
・口臭が気になる
・歯ぐきが腫れる
・歯ぐきが下がる
・食べ物が詰まりやすくなる
・歯が長くなった気がする
・歯が浮く感じがする
こうした変化があれば、
歯周病が進行している可能性があります。
大切なのは、
「まだ大丈夫」
と思わないことです。
歯周病は全身にも影響する
近年、
歯周病と全身疾患の関係が数多く報告されています。
例えば、
・糖尿病
・心疾患
・脳血管疾患
・誤嚥性肺炎
などです。
つまり歯周病は、
単なる口の病気ではありません。
口の健康と体の健康は、
つながっているのです。
歯周病で失うのは歯だけではない
私が診療していて感じることがあります。
歯周病で失うのは、
歯だけではありません。
食べる楽しみ。
笑う自信。
健康な生活。
そうしたものまで失ってしまうことがあります。
だから私は、
虫歯よりも歯周病の方が怖い病気だと思っています。
歯周病は予防できる
ここまで読むと、
歯周病は恐ろしい病気に思えるかもしれません。
でも安心してください。
歯周病は、
予防できる病気です。
・正しい歯磨き
・フロス
・歯間ブラシ
・定期検診
・プロによるクリーニング
これらを継続することで、
リスクは大きく減らせます。
つまり、
未来は変えられるのです。
私たちが本当に守りたいもの
私たちは、
歯を守りたいと思っています。
でも本当に守りたいのは、
歯だけではありません。
患者さんが、
10年後も、
20年後も、
好きなものを食べ、
大切な人と笑い、
健康に過ごせる人生です。
歯はそのための土台です。
だからこそ、
歯周病を甘く見てほしくありません。
最後に
歯周病は、
痛みがないまま進行します。
だからこそ怖い病気です。
しかし、
早く気づけば守れます。
予防できます。
未来を変えられます。
もし最近、
歯ぐきから血が出る。
しばらく歯医者に行っていない。
そんなことがあれば、
ぜひ一度お口の状態を確認してみてください。
10年後のあなたの歯は、
今日の行動で変わります。