2024.01.20 ブログ
矯正治療の種類や効果
「矯正治療の種類が知りたい」「矯正治療を受けるとどんな効果があるの?」とお悩みではありませんか?
近年、歯列矯正を受ける人や歯列矯正を希望する人は増加傾向にあります。
今回は、矯正治療の種類や効果について、お話しします。
主な矯正治療の種類
歯列矯正は、主に「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」の2つに分類することができます。
また、ワイヤー矯正は、表側に装置をつける通常のワイヤー矯正と、裏側に装置をつける舌側矯正があります。
それぞれの特徴をメリット・デメリットを含めてみていきましょう。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる装置を1つ1つの歯に装着し、そこにワイヤーを通して力を加えることで歯を移動させる治療方法です。
ワイヤー矯正のメリットとして「複雑な矯正治療に適応できること」と「確実に歯を移動させることができる」ということが挙げられます。
ワイヤー矯正は審美面でのデメリットに注目されがちですが、マウスピース矯正では対応できないような症例もあるため、ワイヤー矯正を検討する場合も多くあります。
また、装置を紛失したり、装着時間が不足することがないため、確実に歯を移動させることが可能です。
デメリットとしては「装置が目立つ」「清掃不良を起こしやすい」「食事がしにくい」などが挙げられます。
最近では、透明のブラケットやホワイトワイヤーなど、審美面で配慮されたワイヤー矯正もあります。見た目で悩んでいる方は、相談してみてもよいかもしれませんね。
舌側矯正について
ブラケットを歯の裏側に装着する舌側矯正、という方法もあります。この方法でしたら、ワイヤーが表から見えることがなく、見た目に目立たないワイヤー矯正を行うことが可能です。
しかし、装着すると発音がしづらくなったり、違和感を感じやすいといわれています。また、表側に装置をつける場合と比べて、装置が外れやすいというデメリットもあります。
「ワイヤー矯正を考えているけれど、表から見えるのが気になる」という場合には、舌側矯正を検討する場合もありますので、お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、ブラケットやワイヤーを使用せず、透明なマウスピースを装着することで歯を移動させる治療方法です。
近年、インビザラインなどの普及によりマウスピース矯正の人気がでてきています。装置は目立たず、食事以外の時間に装着するだけでよいためメリットが多いように思えますが、気を付けたい点もあります。
マウスピース矯正でもっとも注意しておくべきことは「1日の装着時間を必ず守る」ということです。
歯には元の位置に戻ろうとする習性(後戻り)があるため、装着時間が短かったり装着を忘れたりするとこれまでの矯正治療が無駄になってしまう可能性もあります。
マウスピース矯正では決められたルールを必ず守る必要があるため、自己管理のできない人には向かないでしょう。
矯正治療のメリットとデメリット
矯正治療そのもののメリット・デメリットについてみていきましょう。
メリット
・歯並びや顔貌を整えることができる
・歯の凸凹が減り歯磨きがしやすくなる
・噛み合わせが整いよく噛める歯になる
見た目を気にして歯列矯正を始める方も多いですが、歯列矯正をすることによるメリットは見た目だけではありません。
歯列矯正後は治療前に比べ、ブラッシングしやすくなったりしっかり噛める歯並びになったりするというメリットもあります。
デメリット
・治療中のトラブルが起こりうる
・歯の根が吸収されることがある
治療中に痛みや違和感・不快感などが起こりやすいため、慣れる必要があります。
また、歯を動かすときに力を加えることで、歯の根が短くなったりすることがあります。歯の寿命を短くする可能性がわずかにあることも、念のため知っておきましょう。
最後に
矯正治療にはさまざま種類がありますが、その目的・目標によって選択することが可能です。
矯正治療に少しでも興味がありましたら、まずはご相談ください。どの治療法が一番患者さまに合っているのか、一緒に検討していきましょう!
「矯正治療の種類が知りたい」「矯正治療を受けるとどんな効果があるの?」とお悩みではありませんか?
近年、歯列矯正を受ける人や歯列矯正を希望する人は増加傾向にあります。
今回は、矯正治療の種類や効果について、お話しします。
主な矯正治療の種類
歯列矯正は、主に「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」の2つに分類することができます。
また、ワイヤー矯正は、表側に装置をつける通常のワイヤー矯正と、裏側に装置をつける舌側矯正があります。
それぞれの特徴をメリット・デメリットを含めてみていきましょう。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる装置を1つ1つの歯に装着し、そこにワイヤーを通して力を加えることで歯を移動させる治療方法です。
ワイヤー矯正のメリットとして「複雑な矯正治療に適応できること」と「確実に歯を移動させることができる」ということが挙げられます。
ワイヤー矯正は審美面でのデメリットに注目されがちですが、マウスピース矯正では対応できないような症例もあるため、ワイヤー矯正を検討する場合も多くあります。
また、装置を紛失したり、装着時間が不足することがないため、確実に歯を移動させることが可能です。
デメリットとしては「装置が目立つ」「清掃不良を起こしやすい」「食事がしにくい」などが挙げられます。
最近では、透明のブラケットやホワイトワイヤーなど、審美面で配慮されたワイヤー矯正もあります。見た目で悩んでいる方は、相談してみてもよいかもしれませんね。
舌側矯正について
ブラケットを歯の裏側に装着する舌側矯正、という方法もあります。この方法でしたら、ワイヤーが表から見えることがなく、見た目に目立たないワイヤー矯正を行うことが可能です。
しかし、装着すると発音がしづらくなったり、違和感を感じやすいといわれています。また、表側に装置をつける場合と比べて、装置が外れやすいというデメリットもあります。
「ワイヤー矯正を考えているけれど、表から見えるのが気になる」という場合には、舌側矯正を検討する場合もありますので、お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、ブラケットやワイヤーを使用せず、透明なマウスピースを装着することで歯を移動させる治療方法です。
近年、インビザラインなどの普及によりマウスピース矯正の人気がでてきています。装置は目立たず、食事以外の時間に装着するだけでよいためメリットが多いように思えますが、気を付けたい点もあります。
マウスピース矯正でもっとも注意しておくべきことは「1日の装着時間を必ず守る」ということです。
歯には元の位置に戻ろうとする習性(後戻り)があるため、装着時間が短かったり装着を忘れたりするとこれまでの矯正治療が無駄になってしまう可能性もあります。
マウスピース矯正では決められたルールを必ず守る必要があるため、自己管理のできない人には向かないでしょう。
矯正治療のメリットとデメリット
矯正治療そのもののメリット・デメリットについてみていきましょう。
メリット
・歯並びや顔貌を整えることができる
・歯の凸凹が減り歯磨きがしやすくなる
・噛み合わせが整いよく噛める歯になる
見た目を気にして歯列矯正を始める方も多いですが、歯列矯正をすることによるメリットは見た目だけではありません。
歯列矯正後は治療前に比べ、ブラッシングしやすくなったりしっかり噛める歯並びになったりするというメリットもあります。
デメリット
・治療中のトラブルが起こりうる
・歯の根が吸収されることがある
治療中に痛みや違和感・不快感などが起こりやすいため、慣れる必要があります。
また、歯を動かすときに力を加えることで、歯の根が短くなったりすることがあります。歯の寿命を短くする可能性がわずかにあることも、念のため知っておきましょう。
最後に
矯正治療にはさまざま種類がありますが、その目的・目標によって選択することが可能です。
矯正治療に少しでも興味がありましたら、まずはご相談ください。どの治療法が一番患者さまに合っているのか、一緒に検討していきましょう!