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2022.10.19 ブログ

むし歯とはどんな病気?

みなさんは、むし歯がどのようなものかご存じですか?

「歯に穴が開いて、痛みがでる病気」といった感じでしょうか。

「穴が開いたら歯科医院で埋めてもらおう」「痛みが出てから治療に行こう」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、この記事を読んで少しでも考えが変わっていただけると幸いです。

むし歯はどのように作られるの?

小さな子どもにむし歯の話をするとき、「ムシバイキンがくるよ」など、尖った槍のようなもので歯をガンガン壊す絵を見せたりしますよね。

これは、あくまで子どもにわかりやすく伝えるためのイメージです。

実際のむし歯は、むし歯の原因となる細菌が出す酸によって、歯が溶かされていく病気です。

どのようにして、むし歯が作られるのか、詳しくみていきましょう。

むし歯が作られるために必要な要素は決まっています。

「細菌」「歯」「糖質」「時間」の4つの要素が全てそろったとき、むし歯が作られるのです。

「細菌」は、むし歯の原因菌を指します。

むし歯の原因菌は、ほとんどの人のおくちの中に常に存在しています。

「歯」は、おくちの中に歯があるかどうかを意味しています。

歯がなければ、むし歯はできませんよね。

「糖質」は、おくちの中に残っている糖のことを表しています。

むし歯の原因菌は、この停滞している糖質から歯を溶かす酸を生成するのです。

そして、「時間」は「細菌」「歯」「糖質」が同時に存在する時間の長さを示します。

短時間であればむし歯になる可能性は低く、長くなればなるほどむし歯のリスクが上がります。

「甘いものを食べるとむし歯になる」と言われるのは、「糖分がおくちの中に長い時間残っている」ことが原因なのです。

甘いものをたくさん食べても、すぐに歯磨きをして清潔にしていれば、むし歯リスクは下げられます。

逆に、少量でもダラダラと食べていると、歯が糖分と菌に晒される時間が長くなりますので、むし歯リスクは高くなるのです。

むし歯の症状は?

むし歯の進行具合で、症状は大きく変化してきます。

むし歯の段階ごとにお話ししていきます。

まずは「初期むし歯」といって、歯の表面のエナメル質が少し溶けだしている状態になります。

表面か白く濁ったようになったり、くすんでみえたりしますが、穴は開いておらず、痛みもありません。

この段階では、しっかりセルフケアをしながら観察することが多いです。

むし歯が進行し、歯に穴が開くと、甘いものや冷たいものがしみるようになります。

自覚症状があらわれて、「もしかしてむし歯かも?」と思い始める人が増えてきます。

さらにむし歯が進むと、今度は熱いものがしみるようになり、何もしなくても激しい痛みを感じるようになります。

眠れないほどの強い痛みが出てくることもあります。

ここまでくると、むし歯は神経まで到達している場合がほとんどです。

激しい痛みがピークを超えると、徐々に痛みが治まり

まったく痛みのない状態になります。

痛みを感じる神経が、むし歯によって死んでしまうためにこのような現象が起きます。

「痛みがなくなったから」と放置すると、膿が溜まって激痛を引き起こすこともあるので注意が必要です。

むし歯は早期発見・早期治療が重要!

ほとんどの方のおくちの中には、むし歯の原因となる菌がいます。

つまり、誰でもむし歯になる可能性があるのです。

先ほどお話ししたように、むし歯は痛みを伴いながら徐々に進行します。

少しでも痛みや違和感を感じたら、まずは歯科医院でチェックしてもらい、むし歯であれば早めの治療をしてもらいましょう。

むし歯ではなかったとしても、違和感があるということは、何らかの変化があるはずです。

早めに治療をすることで、痛みも軽く済むことが多いですし、金銭面での負担も少なくなります。

なにより、大切なご自身の歯を一本でも多く残すために、是非定期的な歯科検診を受け、早期発見・早期治療へと繋げましょう!