
2025.06.30 ブログ
「オーラルフレイル」ってなに?今すぐ始めたい口の健康チェック
こんにちは、京都府木津川市の歯科医院「さがなかの歯医者さん やまもと」です。
今回は最近注目されている「オーラルフレイル」について、わかりやすくご紹介します。
ご自身やご家族の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。
■ オーラルフレイルとは?
「フレイル(frailty)」とは、年齢とともに筋力や活動量、社会性などが衰えてくる“虚弱状態”を指します。
そのなかでも、「オーラルフレイル」とはお口の機能が少しずつ低下する状態のことです。
「食べにくくなった」「滑舌が悪くなった」「飲み込みにくくなった」など、
日常のささいな変化がその始まりかもしれません。
オーラルフレイルは、早期に気づき、適切に対処することで進行を防ぐことができます。
そのまま放っておくと、栄養状態の悪化や認知機能の低下、要介護状態へとつながるリスクもあるのです。
■ こんな症状ありませんか?オーラルフレイルのセルフチェック
まずはご自身のお口の状態をチェックしてみましょう。
以下の項目にいくつ当てはまるか確認してみてください。
【オーラルフレイル セルフチェックリスト】
- 硬いものが噛みにくくなった
- 食事中によくむせる
- お茶や汁物を飲んだときにむせる
- 口が乾きやすいと感じる
- 食事の量が以前より減った
- しゃべるのが億劫になってきた
- 最近、滑舌が悪くなったと感じる
- 外出や人との会話の機会が減ってきた
- 入れ歯が合わない、痛い、使っていない
- 歯医者に1年以上行っていない
3つ以上当てはまる方は注意が必要です。
5つ以上なら、すでにオーラルフレイルが進行している可能性があります。
■ なぜオーラルフレイルが問題なの?
オーラルフレイルの怖さは、“口から全身へ”影響が波及していくことです。
- しっかり噛めなくなる
→ 柔らかいもの中心の食事に
→ 栄養バランスが崩れ、筋力低下・免疫力低下に
- 飲み込みが弱くなる
→ 食事中にむせやすくなる
→ 誤嚥性肺炎のリスク増加
- 会話がしづらくなる
→ 人との交流が減る
→ 認知症のリスク、うつの要因に
つまり、お口の衰えは「生活の質」や「命の質」に直結する問題なのです。
■ 早期発見・早期対策がカギ!
オーラルフレイルは、初期段階で気づいて対処することがとても重要です。
生活習慣を見直し、適切なサポートを受けることで、健康な口腔機能を保つことができます。
ここで、「さがなかの歯医者さん やまもと」がおすすめする予防のポイントを紹介します👇
■ オーラルフレイル予防のポイント5つ
① 定期的な歯科検診を受ける
小さな変化に早く気づくには、定期的なプロのチェックが不可欠です。
歯や歯ぐきの状態だけでなく、噛む力・舌や唇の動きなども確認できます。
② よく噛む食生活を意識する
噛むことで、唾液の分泌が促進され、口の中の清潔も保てます。
適度な硬さの野菜や、噛み応えのある食材を取り入れましょう。
③ 「あいうべ体操」や口腔体操を習慣に
声に出して「あ・い・う・べ」と発音することで、舌や唇、頬の筋肉を鍛えることができます。
入浴中やテレビを見ながらなど、日常に取り入れてみてください。
④ 会話の機会を増やす
人と話すことは、お口の筋肉と脳の両方の刺激になります。
家族や友人との会話、趣味のサークル参加なども立派な予防策です。
⑤ 入れ歯や被せ物の不具合を放置しない
合わない入れ歯や壊れた歯を放置すると、噛む力が衰えていきます。
違和感を感じたら、早めにご相談ください。
■ 「オーラルフレイル」は歯医者と一緒に防ぐ時代へ
オーラルフレイルは、年齢を重ねる誰にでも起こりうる現象です。
しかし、「気づいたときから対策を始める」ことで、進行を遅らせたり、改善することが十分に可能です。
当院では、定期検診を通じて口腔内の状態を丁寧に確認し、
必要に応じてMFT(口腔筋機能療法)や口腔リハビリ、栄養相談なども行っています。
気になる症状がある方、しばらく歯医者に行っていない方は、
ぜひ一度「さがなかの歯医者さん やまもと」へご相談ください。
■ 最後に:未来の健康は「口」から守る
私たちの健康の入り口は「口」にあります。
食べる、話す、笑う――それは、人生の豊かさそのものです。
今の小さな変化を見逃さず、大きな健康につなげていきましょう。
「口の健康から、すべてが幸せに」
私たちは、あなたとそのご家族の健康を、これからもずっと支えていきます。
こんにちは、京都府木津川市の歯科医院「さがなかの歯医者さん やまもと」です。
今回は最近注目されている「オーラルフレイル」について、わかりやすくご紹介します。
ご自身やご家族の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。
■ オーラルフレイルとは?
「フレイル(frailty)」とは、年齢とともに筋力や活動量、社会性などが衰えてくる“虚弱状態”を指します。
そのなかでも、「オーラルフレイル」とはお口の機能が少しずつ低下する状態のことです。
「食べにくくなった」「滑舌が悪くなった」「飲み込みにくくなった」など、
日常のささいな変化がその始まりかもしれません。
オーラルフレイルは、早期に気づき、適切に対処することで進行を防ぐことができます。
そのまま放っておくと、栄養状態の悪化や認知機能の低下、要介護状態へとつながるリスクもあるのです。
■ こんな症状ありませんか?オーラルフレイルのセルフチェック
まずはご自身のお口の状態をチェックしてみましょう。
以下の項目にいくつ当てはまるか確認してみてください。
【オーラルフレイル セルフチェックリスト】
- 硬いものが噛みにくくなった
- 食事中によくむせる
- お茶や汁物を飲んだときにむせる
- 口が乾きやすいと感じる
- 食事の量が以前より減った
- しゃべるのが億劫になってきた
- 最近、滑舌が悪くなったと感じる
- 外出や人との会話の機会が減ってきた
- 入れ歯が合わない、痛い、使っていない
- 歯医者に1年以上行っていない
3つ以上当てはまる方は注意が必要です。
5つ以上なら、すでにオーラルフレイルが進行している可能性があります。
■ なぜオーラルフレイルが問題なの?
オーラルフレイルの怖さは、“口から全身へ”影響が波及していくことです。
- しっかり噛めなくなる
→ 柔らかいもの中心の食事に
→ 栄養バランスが崩れ、筋力低下・免疫力低下に - 飲み込みが弱くなる
→ 食事中にむせやすくなる
→ 誤嚥性肺炎のリスク増加 - 会話がしづらくなる
→ 人との交流が減る
→ 認知症のリスク、うつの要因に
つまり、お口の衰えは「生活の質」や「命の質」に直結する問題なのです。
■ 早期発見・早期対策がカギ!
オーラルフレイルは、初期段階で気づいて対処することがとても重要です。
生活習慣を見直し、適切なサポートを受けることで、健康な口腔機能を保つことができます。
ここで、「さがなかの歯医者さん やまもと」がおすすめする予防のポイントを紹介します👇
■ オーラルフレイル予防のポイント5つ
① 定期的な歯科検診を受ける
小さな変化に早く気づくには、定期的なプロのチェックが不可欠です。
歯や歯ぐきの状態だけでなく、噛む力・舌や唇の動きなども確認できます。
② よく噛む食生活を意識する
噛むことで、唾液の分泌が促進され、口の中の清潔も保てます。
適度な硬さの野菜や、噛み応えのある食材を取り入れましょう。
③ 「あいうべ体操」や口腔体操を習慣に
声に出して「あ・い・う・べ」と発音することで、舌や唇、頬の筋肉を鍛えることができます。
入浴中やテレビを見ながらなど、日常に取り入れてみてください。
④ 会話の機会を増やす
人と話すことは、お口の筋肉と脳の両方の刺激になります。
家族や友人との会話、趣味のサークル参加なども立派な予防策です。
⑤ 入れ歯や被せ物の不具合を放置しない
合わない入れ歯や壊れた歯を放置すると、噛む力が衰えていきます。
違和感を感じたら、早めにご相談ください。
■ 「オーラルフレイル」は歯医者と一緒に防ぐ時代へ
オーラルフレイルは、年齢を重ねる誰にでも起こりうる現象です。
しかし、「気づいたときから対策を始める」ことで、進行を遅らせたり、改善することが十分に可能です。
当院では、定期検診を通じて口腔内の状態を丁寧に確認し、
必要に応じてMFT(口腔筋機能療法)や口腔リハビリ、栄養相談なども行っています。
気になる症状がある方、しばらく歯医者に行っていない方は、
ぜひ一度「さがなかの歯医者さん やまもと」へご相談ください。
■ 最後に:未来の健康は「口」から守る
私たちの健康の入り口は「口」にあります。
食べる、話す、笑う――それは、人生の豊かさそのものです。
今の小さな変化を見逃さず、大きな健康につなげていきましょう。
「口の健康から、すべてが幸せに」
私たちは、あなたとそのご家族の健康を、これからもずっと支えていきます。