2026.09.06 ブログ
歯科医師の僕なら、こう選ぶ。
第4回「もし僕の前歯が折れたら何を一番優先するのか?」
院長メッセージ
こんにちは。
さがなかの歯医者さんやまもと 院長の山本真志です。
シリーズ、
「歯科医師の僕なら、こう選ぶ。」
第4回です。
今回のテーマは、
「もし僕の前歯が折れたら、何を一番優先するのか?」
です。
もし朝起きて鏡を見た時、自分の前歯が大きく欠けていたら。
転んだ。
スポーツ中にぶつかった。
硬いものを噛んだ。
そんな理由で前歯が折れてしまったら、皆さんなら何を一番に考えるでしょうか。
おそらく、
「元の見た目に戻るの?」
ではないでしょうか。
僕も同じです。
歯科医師だって、自分の前歯が折れたらショックです。
人と話す時も気になります。
笑う時も気になります。
写真を撮る時も気になります。
できるなら、元のような自然な前歯に戻してほしい。
そう思います。
では歯科医師である僕なら、
「一番きれいな材料で治してください」
と言うのか?
答えは違います。
僕なら最初に、
「この歯を、どこまで残せますか?」
と聞きます。
前歯が折れた時、見た目より先に確認したいこと
前歯が折れた。
鏡を見ると、どうしても欠けた部分に目がいきます。
でも僕なら、まず見た目を治す前に、
歯の中で何が起こっているのか
を確認してもらいます。
どこまで折れているのか。
神経まで達しているのか。
歯の根は割れていないのか。
歯が揺れていないか。
周囲の骨に問題はないか。
噛み合わせはどうか。
外傷の場合には、見えている部分だけでは判断できないことがあります。
表面が少し欠けているだけなのか。
内部まで大きなダメージを受けているのか。
それによって治療方法はまったく変わります。
だから僕なら、
「とりあえず見た目だけ直してください」
とは言いません。
まず、その歯の未来を知りたいと思います。
僕なら、残せる天然歯をできるだけ残したい
これはこのシリーズで何度もお話ししていますが、僕の治療選択の基本です。
天然の歯に勝る材料はありません。
どれだけきれいなセラミックでも。
どれだけ強い材料でも。
健康な自分の歯を完全に再現することはできません。
だから、もし前歯が一部だけ欠けていて、残っている歯が十分に健康なら、
僕は、
できるだけ健康な部分を削らずに治す方法
をまず考えます。
欠けたから全部削って被せる。
僕自身の歯なら、いきなりそこには行きません。
必要な部分だけを治療して、残せる天然歯は残す。
僕にとっては、それ自体に大きな価値があります。
「きれいにするために削る」は慎重に考えたい
前歯は見た目が大切です。
だから、
「もっときれいにしたい」
という気持ちはよく分かります。
僕自身も、もし治療するなら自然できれいにしてほしいと思います。
ただし、
見た目を良くするために健康な歯を大きく削る必要があると言われたら、
僕なら一度考えます。
その治療は本当に必要なのか。
削る量はどれくらいなのか。
もっと歯を残せる方法はないのか。
10年後、再治療になった時はどうなるのか。
ここまで聞きます。
今日きれいになることだけではなく、その歯を長く残すこと。
僕なら両方を考えます。
神経まで達していたらどうする?
もし折れ方が大きく、神経にまで影響していたら。
ここでも僕なら、
神経を健康な状態で残せる可能性があるのか
を確認します。
外傷の状態や神経の状態、年齢、受傷からの時間などによって治療方法は変わります。
状態によっては、歯髄を保存する治療が検討できることもあります。
一方で、神経の保存が難しく、根管治療が必要になる場合もあります。
ここで大切なのは、
「神経は絶対残す」
でも、
「見えているからすぐ取る」
でもありません。
その歯を長く残すために、どちらが合理的なのか。
僕ならそこを基準に判断します。
前歯で僕がかなりこだわりたいのは「自然さ」
歯を残せるかを確認した。
機能的にも問題ない。
その次に、僕が前歯ならかなり大切にするのが、
見た目の自然さ
です。
前歯は、口を開けた時に一番目立つ場所です。
色。
透明感。
形。
長さ。
左右のバランス。
歯ぐきとの境目。
そして、笑った時にどう見えるか。
僕なら、
単純に
「真っ白な歯にしてください」
とは言わないと思います。
周りの天然歯と調和して、
どこを治療したのか分からない。
僕にとって理想なのは、そんな前歯です。
「白い=きれい」ではありません
これはぜひ知っていただきたいことです。
歯の美しさは、
白さだけで決まりません。
天然の歯には、
場所によって微妙な色の違いがあります。
透明感もあります。
表面の質感もあります。
さらに、
隣の歯とのバランスや歯ぐきとの調和も重要です。
だから前歯の治療は、
単に「白い材料を入れる治療」ではありません。
その人の顔や笑顔の中に自然に溶け込ませる治療
だと僕は思っています。
僕なら「1本の歯」だけを見て決めない
前歯を治療する時、
僕なら鏡を見ながら、
その1本だけではなく口元全体を考えます。
隣の歯の色。
左右の形。
歯ぐきのライン。
笑った時にどこまで歯が見えるか。
顔とのバランス。
なぜなら、
前歯は単独で存在しているわけではないからです。
1本だけものすごく白くても、不自然に見えることがあります。
形だけ完璧でも、周囲と合っていなければ違和感が出ます。
僕なら、
「最高にきれいな1本」より、「自分の笑顔に自然に馴染む1本」
を選びます。
強度も絶対に無視できません
もちろん、見た目だけではありません。
歯には、
噛むという仕事
があります。
前歯は食べ物を噛み切るだけでなく、顎を動かした時の噛み合わせにも関係します。
だから、
どれだけ見た目がきれいでも、
噛むたびに欠ける。
外れる。
周囲の歯に負担がかかる。
それでは良い治療とは言えません。
僕なら、
見た目と同じくらい、
噛み合わせと長期的な安定性
を確認してもらいます。
材料は何を選ぶ?
ここで患者さんから聞かれそうなのが、
「じゃあ先生なら、何を入れるんですか?」
という質問です。
これも、
歯の状態によります。
小さな欠けであれば、コンポジットレジンなどを使って修復できる場合があります。
大きく歯を失っている場合には、被せ物など別の方法が必要になることがあります。
セラミック系材料を検討する場合もあります。
でも僕なら、
材料名から治療を決めません。
まず、
どれだけ自分の歯を残せるか。
その次に、
その状態に適した材料は何か。
という順番で考えます。
「セラミックにしたいから削る」ではなく、
「この歯を守るために必要な治療を考え、その結果として材料を選ぶ」
という考え方です。
費用についても、もちろん考えます
僕自身が患者なら、費用も当然気になります。
自費診療だから無条件に選ぶわけではありません。
逆に、保険診療だからダメとも思いません。
僕なら、
治療費。
削る量。
見た目。
強度。
将来の再治療。
メンテナンス。
全部を並べて考えます。
そして、
自分が何を一番大切にしたいのか
で決めます。
前歯なら、僕自身は見た目の自然さにもかなり価値を置くと思います。
でも、それは僕の価値観です。
患者さんによって優先順位が違って当然です。
前歯の治療は「笑顔の治療」だと思っています
前歯を治療した患者さんから、
「これで笑えるようになりました」
と言っていただくことがあります。
この言葉は、歯科医師としてすごく嬉しいです。
なぜなら、
前歯の治療によって変わるのは、歯だけではないからです。
笑顔。
人前で話す時の自信。
写真に写る時の気持ち。
人とのコミュニケーション。
そういったところまで変わることがあります。
だから僕は、
前歯は、歯だけを治すんじゃない。笑顔を治す。
そんな気持ちで向き合いたいと思っています。
結局、僕ならどうする?
今回の答えです。
もし僕の前歯が折れたら、
まず、
歯の根や神経まで含めて、どこまでダメージがあるのかを確認してもらいます。
そして、
残せる天然歯はできるだけ残す。
健康な部分を必要以上に削らない。
神経を健康に残せる可能性があるなら検討する。
そのうえで、
噛み合わせ。
強度。
見た目。
将来の再治療。
費用。
すべてを考えます。
そして見た目については、
単に真っ白にするのではなく、
「治療したことが分からないくらい自然な歯」
を目指したいと思います。
僕が一番優先するのは、
「一番白い前歯」でも、
「一番高い前歯」でもありません。
自分の歯をできるだけ残しながら、自然に笑えて、長く使える前歯。
僕なら、それを選びます。
最後に
前歯が折れたら、
誰でも不安になります。
「元に戻るの?」
「神経は大丈夫?」
「きれいになる?」
「いくらかかる?」
いろいろなことが頭に浮かぶと思います。
そんな時、
治療方法をすぐに決めなくても大丈夫です。
まず、
今どんな状態なのか。
どんな選択肢があるのか。
それぞれ何が違うのか。
そして、
自分は何を大切にしたいのか。
一緒に話しましょう。
私たちの医院が大切にしているのは、
「話をしましょう」
ということです。
歯科医師にとっての正解を押しつけるのではなく、
患者さん自身が納得できる答えを一緒に探したい。
そして治療が終わった時に、
ただ、
「歯が入りました」
ではなく、
鏡を見て、
「これならまた笑える」
と思ってもらえる。
そんな治療を目指したいと思っています。
歯を治す。
噛めるようにする。
そして、
また笑えるようにする。
前歯の治療には、
そこまでの力があると僕は思っています。
次回予告
第5回「もし僕が『歯周病です』と言われたら、何から始めるのか?」
痛くない。
普通に噛める。
でも、
「歯を支える骨が減っています」
と言われたら?
僕なら、高価な治療を探す前に、まずやることがあります。
歯周病で本当に怖いのは、
今痛いかどうかではなく、10年後に歯が残っているかどうか。
次回は、もし歯科医師自身が歯周病になったら、
何を確認し、
何を変え、
何を続けるのか。
「僕ならこうする」を、また本音でお話しします。
第4回「もし僕の前歯が折れたら何を一番優先するのか?」
院長メッセージ
こんにちは。
さがなかの歯医者さんやまもと 院長の山本真志です。
シリーズ、
「歯科医師の僕なら、こう選ぶ。」
第4回です。
今回のテーマは、
「もし僕の前歯が折れたら、何を一番優先するのか?」
です。
もし朝起きて鏡を見た時、自分の前歯が大きく欠けていたら。
転んだ。
スポーツ中にぶつかった。
硬いものを噛んだ。
そんな理由で前歯が折れてしまったら、皆さんなら何を一番に考えるでしょうか。
おそらく、
「元の見た目に戻るの?」
ではないでしょうか。
僕も同じです。
歯科医師だって、自分の前歯が折れたらショックです。
人と話す時も気になります。
笑う時も気になります。
写真を撮る時も気になります。
できるなら、元のような自然な前歯に戻してほしい。
そう思います。
では歯科医師である僕なら、
「一番きれいな材料で治してください」
と言うのか?
答えは違います。
僕なら最初に、
「この歯を、どこまで残せますか?」
と聞きます。
前歯が折れた時、見た目より先に確認したいこと
前歯が折れた。
鏡を見ると、どうしても欠けた部分に目がいきます。
でも僕なら、まず見た目を治す前に、
歯の中で何が起こっているのか
を確認してもらいます。
どこまで折れているのか。
神経まで達しているのか。
歯の根は割れていないのか。
歯が揺れていないか。
周囲の骨に問題はないか。
噛み合わせはどうか。
外傷の場合には、見えている部分だけでは判断できないことがあります。
表面が少し欠けているだけなのか。
内部まで大きなダメージを受けているのか。
それによって治療方法はまったく変わります。
だから僕なら、
「とりあえず見た目だけ直してください」
とは言いません。
まず、その歯の未来を知りたいと思います。
僕なら、残せる天然歯をできるだけ残したい
これはこのシリーズで何度もお話ししていますが、僕の治療選択の基本です。
天然の歯に勝る材料はありません。
どれだけきれいなセラミックでも。
どれだけ強い材料でも。
健康な自分の歯を完全に再現することはできません。
だから、もし前歯が一部だけ欠けていて、残っている歯が十分に健康なら、
僕は、
できるだけ健康な部分を削らずに治す方法
をまず考えます。
欠けたから全部削って被せる。
僕自身の歯なら、いきなりそこには行きません。
必要な部分だけを治療して、残せる天然歯は残す。
僕にとっては、それ自体に大きな価値があります。
「きれいにするために削る」は慎重に考えたい
前歯は見た目が大切です。
だから、
「もっときれいにしたい」
という気持ちはよく分かります。
僕自身も、もし治療するなら自然できれいにしてほしいと思います。
ただし、
見た目を良くするために健康な歯を大きく削る必要があると言われたら、
僕なら一度考えます。
その治療は本当に必要なのか。
削る量はどれくらいなのか。
もっと歯を残せる方法はないのか。
10年後、再治療になった時はどうなるのか。
ここまで聞きます。
今日きれいになることだけではなく、その歯を長く残すこと。
僕なら両方を考えます。
神経まで達していたらどうする?
もし折れ方が大きく、神経にまで影響していたら。
ここでも僕なら、
神経を健康な状態で残せる可能性があるのか
を確認します。
外傷の状態や神経の状態、年齢、受傷からの時間などによって治療方法は変わります。
状態によっては、歯髄を保存する治療が検討できることもあります。
一方で、神経の保存が難しく、根管治療が必要になる場合もあります。
ここで大切なのは、
「神経は絶対残す」
でも、
「見えているからすぐ取る」
でもありません。
その歯を長く残すために、どちらが合理的なのか。
僕ならそこを基準に判断します。
前歯で僕がかなりこだわりたいのは「自然さ」
歯を残せるかを確認した。
機能的にも問題ない。
その次に、僕が前歯ならかなり大切にするのが、
見た目の自然さ
です。
前歯は、口を開けた時に一番目立つ場所です。
色。
透明感。
形。
長さ。
左右のバランス。
歯ぐきとの境目。
そして、笑った時にどう見えるか。
僕なら、
単純に
「真っ白な歯にしてください」
とは言わないと思います。
周りの天然歯と調和して、
どこを治療したのか分からない。
僕にとって理想なのは、そんな前歯です。
「白い=きれい」ではありません
これはぜひ知っていただきたいことです。
歯の美しさは、
白さだけで決まりません。
天然の歯には、
場所によって微妙な色の違いがあります。
透明感もあります。
表面の質感もあります。
さらに、
隣の歯とのバランスや歯ぐきとの調和も重要です。
だから前歯の治療は、
単に「白い材料を入れる治療」ではありません。
その人の顔や笑顔の中に自然に溶け込ませる治療
だと僕は思っています。
僕なら「1本の歯」だけを見て決めない
前歯を治療する時、
僕なら鏡を見ながら、
その1本だけではなく口元全体を考えます。
隣の歯の色。
左右の形。
歯ぐきのライン。
笑った時にどこまで歯が見えるか。
顔とのバランス。
なぜなら、
前歯は単独で存在しているわけではないからです。
1本だけものすごく白くても、不自然に見えることがあります。
形だけ完璧でも、周囲と合っていなければ違和感が出ます。
僕なら、
「最高にきれいな1本」より、「自分の笑顔に自然に馴染む1本」
を選びます。
強度も絶対に無視できません
もちろん、見た目だけではありません。
歯には、
噛むという仕事
があります。
前歯は食べ物を噛み切るだけでなく、顎を動かした時の噛み合わせにも関係します。
だから、
どれだけ見た目がきれいでも、
噛むたびに欠ける。
外れる。
周囲の歯に負担がかかる。
それでは良い治療とは言えません。
僕なら、
見た目と同じくらい、
噛み合わせと長期的な安定性
を確認してもらいます。
材料は何を選ぶ?
ここで患者さんから聞かれそうなのが、
「じゃあ先生なら、何を入れるんですか?」
という質問です。
これも、
歯の状態によります。
小さな欠けであれば、コンポジットレジンなどを使って修復できる場合があります。
大きく歯を失っている場合には、被せ物など別の方法が必要になることがあります。
セラミック系材料を検討する場合もあります。
でも僕なら、
材料名から治療を決めません。
まず、
どれだけ自分の歯を残せるか。
その次に、
その状態に適した材料は何か。
という順番で考えます。
「セラミックにしたいから削る」ではなく、
「この歯を守るために必要な治療を考え、その結果として材料を選ぶ」
という考え方です。
費用についても、もちろん考えます
僕自身が患者なら、費用も当然気になります。
自費診療だから無条件に選ぶわけではありません。
逆に、保険診療だからダメとも思いません。
僕なら、
治療費。
削る量。
見た目。
強度。
将来の再治療。
メンテナンス。
全部を並べて考えます。
そして、
自分が何を一番大切にしたいのか
で決めます。
前歯なら、僕自身は見た目の自然さにもかなり価値を置くと思います。
でも、それは僕の価値観です。
患者さんによって優先順位が違って当然です。
前歯の治療は「笑顔の治療」だと思っています
前歯を治療した患者さんから、
「これで笑えるようになりました」
と言っていただくことがあります。
この言葉は、歯科医師としてすごく嬉しいです。
なぜなら、
前歯の治療によって変わるのは、歯だけではないからです。
笑顔。
人前で話す時の自信。
写真に写る時の気持ち。
人とのコミュニケーション。
そういったところまで変わることがあります。
だから僕は、
前歯は、歯だけを治すんじゃない。笑顔を治す。
そんな気持ちで向き合いたいと思っています。
結局、僕ならどうする?
今回の答えです。
もし僕の前歯が折れたら、
まず、
歯の根や神経まで含めて、どこまでダメージがあるのかを確認してもらいます。
そして、
残せる天然歯はできるだけ残す。
健康な部分を必要以上に削らない。
神経を健康に残せる可能性があるなら検討する。
そのうえで、
噛み合わせ。
強度。
見た目。
将来の再治療。
費用。
すべてを考えます。
そして見た目については、
単に真っ白にするのではなく、
「治療したことが分からないくらい自然な歯」
を目指したいと思います。
僕が一番優先するのは、
「一番白い前歯」でも、
「一番高い前歯」でもありません。
自分の歯をできるだけ残しながら、自然に笑えて、長く使える前歯。
僕なら、それを選びます。
最後に
前歯が折れたら、
誰でも不安になります。
「元に戻るの?」
「神経は大丈夫?」
「きれいになる?」
「いくらかかる?」
いろいろなことが頭に浮かぶと思います。
そんな時、
治療方法をすぐに決めなくても大丈夫です。
まず、
今どんな状態なのか。
どんな選択肢があるのか。
それぞれ何が違うのか。
そして、
自分は何を大切にしたいのか。
一緒に話しましょう。
私たちの医院が大切にしているのは、
「話をしましょう」
ということです。
歯科医師にとっての正解を押しつけるのではなく、
患者さん自身が納得できる答えを一緒に探したい。
そして治療が終わった時に、
ただ、
「歯が入りました」
ではなく、
鏡を見て、
「これならまた笑える」
と思ってもらえる。
そんな治療を目指したいと思っています。
歯を治す。
噛めるようにする。
そして、
また笑えるようにする。
前歯の治療には、
そこまでの力があると僕は思っています。
次回予告
第5回「もし僕が『歯周病です』と言われたら、何から始めるのか?」
痛くない。
普通に噛める。
でも、
「歯を支える骨が減っています」
と言われたら?
僕なら、高価な治療を探す前に、まずやることがあります。
歯周病で本当に怖いのは、
今痛いかどうかではなく、10年後に歯が残っているかどうか。
次回は、もし歯科医師自身が歯周病になったら、
何を確認し、
何を変え、
何を続けるのか。
「僕ならこうする」を、また本音でお話しします。