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2026.05.17 ブログ

歯医者が本気で伝えたい10のこと

第9回「歯医者が『この人は歯を失いやすい』と感じる瞬間」

院長メッセージ

こんにちは。
さがなかの歯医者さんやまもと 院長の山本真志です。

今回のテーマは、かなり本音です。

日々診療をしていると、

「このままだと将来的に歯を失いやすいかもしれない」

と感じる瞬間があります。

もちろん、歯医者は誰かを見捨てたいわけではありません。

むしろ逆です。

“今ならまだ守れる”

そう思うからこそ、今日はあえて本音でお話しします。


瞬間①「痛いところだけ治して帰ろうとする」

これは非常に多いです。

例えば、

・痛い歯だけ治したい
・他はまた今度
・とりあえず応急処置で

こういったケースです。

もちろん、

忙しいこともあります。

怖い気持ちもあると思います。

ですが歯科の病気は、

1本だけ悪くなることは少ない

です。

痛みが出ている時点で、

他にも問題が隠れていることがあります。

つまり、

“見えている問題だけ”を処理しても、

根本解決にならないことが多いのです。


瞬間②「説明を聞かない」

歯を守れる人は、

自分の口の状態を知ろうとします。

逆に歯を失いやすい人は、

・説明を流してしまう
・興味を持たない
・理解しようとしない

ことがあります。

ですが、

自分の状態を知らないままだと、

正しい判断ができません。

歯医者はただ治療するだけではなく、

“未来を説明する仕事”

でもあります。

そこに関心を持てるかどうかは、

非常に大きな差になります。


瞬間③「自己判断で通院をやめる」

これは本当に危険です。

・痛みがなくなった
・忙しくなった
・なんとなく大丈夫そう

こうして途中で来なくなるケースがあります。

ですが、

症状が消えた=治った

ではありません。

特に

・歯周病
・根の治療

などは、

途中でやめると再発や悪化のリスクが高くなります。

そして数年後、

さらに悪い状態で戻ってこられることがあります。


瞬間④「ずっと“そのうち行く”と言っている」

歯を失いやすい人によくある言葉があります。

それが、

「落ち着いたら行きます」

です。

もちろん、

仕事や子育てで忙しいのは本当に分かります。

ですが、

歯の病気は待ってくれません。

そして多くの場合、

“そのうち”は来ません。

気づいた時には、

・神経の治療
・抜歯
・大掛かりな治療

になっていることがあります。


瞬間⑤「歯を軽く考えている」

例えば、

・1本くらいなくても大丈夫
・入れ歯にすればいい
・治療すれば何とかなる

こう考えている方もいます。

ですが、

歯は1本失うだけでも大きく変わります。

・噛み合わせ
・周りの歯への負担
・見た目
・食事

すべてに影響します。

そして歯は、

一度失うと元には戻りません。

だからこそ、

“今ある歯”に価値を感じられるかどうかは非常に重要です。


瞬間⑥「生活習慣を変えようとしない」

歯科治療だけでは限界があります。

なぜなら、

虫歯や歯周病の多くは

生活習慣病

だからです。

・ダラダラ食べ
・甘い飲み物
・歯磨き不足
・喫煙

こういった習慣が続けば、

どれだけ治療しても再発リスクは高くなります。

つまり、

本当に歯を守るには

“行動を変えること”

が必要なのです。


歯を守れる人は「素直」

ここで一つ、

歯を守れる人に共通する特徴があります。

それは、

素直さ

です。

・アドバイスを聞く
・まずやってみる
・継続する

こういう方は、

本当に歯が長持ちします。

逆に、

「自分は大丈夫」

と思い込みすぎると、

変化に気づけません。


歯医者として本当に思うこと

私たち歯医者は、

患者さんの未来をある程度想像できます。

だからこそ、

「このままだと危ないかもしれない」

と感じる時があります。

ですがそれは、

責めたいわけではありません。

むしろ、

今ならまだ変えられる

と思っているからです。


未来は今の行動で変わる

歯を失いやすい人にも、

共通点があります。

ですが逆に言えば、

行動を変えれば未来も変わります。

・定期検診に行く
・途中でやめない
・説明を聞く
・生活習慣を見直す

それだけでも、

10年後は大きく変わります。


最後に

歯を守るというのは、

特別なことではありません。

小さな行動を積み重ねることです。

そしてその積み重ねが、

将来の

・食事
・健康
・笑顔

を守ります。

このブログが、

少しでも未来を変えるきっかけになれば嬉しいです。