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2026.05.10 ブログ

歯医者が本気で伝えたい10のこと

第8回「歯を守れる人と守れない人の決定的な違い」

院長メッセージ

こんにちは。
さがなかの歯医者さんやまもと 院長の山本真志です。

これまでこのシリーズでは、

・歯を失う原因
・歯がボロボロになる人の特徴
・後悔する理由

などについてお話してきました。

そして診療を続ける中で、私はあることを強く感じています。

それは、

歯を守れる人には“共通点”がある

ということです。

逆に、

歯を失いやすい人にも共通点があります。

今日はその「決定的な違い」について、本音でお話しします。


違い①「問題が起きる前に動けるか」

これが一番大きな違いです。

歯を守れる人は、

問題が起きる前に動きます。

・定期検診に行く
・違和感の段階で相談する
・小さい虫歯のうちに治療する

一方で歯を失いやすい人は、

・痛くなるまで待つ
・忙しいから後回し
・そのうち行こうと思う

という行動になりがちです。

ですが歯科の病気は、

“待つほど不利になる病気”

です。

小さな虫歯なら小さな治療で済みます。

しかし放置すると、

・神経の治療
・大きな被せ物
・抜歯

へと進んでいきます。

つまり、

未来を変えるのは“早さ”です。


違い②「歯を“消耗品”と思っていない」

歯を守れる人は、

自分の歯を

「一生使う大切な資産」

として考えています。

だからこそ、

・毎日のケア
・定期的なメンテナンス
・予防への意識

を大切にしています。

逆に歯を失いやすい人は、

どこかで

「悪くなったら治せばいい」

と思っていることがあります。

ですが、歯は違います。

歯は一度削ると元には戻りません。

そして治療を繰り返すたびに、

少しずつ寿命が短くなります。

つまり歯は、

使い捨てできない臓器

なのです。


違い③「完璧を目指すのではなく、続けている」

歯を守れる人は、

特別なことをしているわけではありません。

・毎日歯を磨く
・フロスを使う
・定期検診に行く

こういった基本的なことを、

長く続けています。

逆に歯を失いやすい人は、

・最初だけ頑張る
・気分で変わる
・続かない

というケースが多いです。

歯は、

1回頑張ったから守れるものではありません。

毎日の積み重ねで決まります。


違い④「歯医者との関わり方」

歯を守れる人は、

歯医者を

“治療の場所”だけではなく、“守る場所”

として利用しています。

例えば、

・悪くなる前に相談する
・クリーニングを受ける
・状態を把握する

こういった関わり方をしています。

一方で、

「歯医者=痛くなったら行く場所」

になっていると、

どうしても対応が遅れます。

その差が、

10年後、20年後に大きく出てきます。


違い⑤「未来を想像できるか」

これは非常に大きいです。

歯を守れる人は、

未来を想像しています。

・将来も自分の歯で食べたい
・健康でいたい
・笑顔に自信を持ちたい

だからこそ、

今の行動を大切にしています。

逆に、

未来を考えずその場だけで判断すると、

・痛くないからいい
・今忙しいから後でいい

となってしまいます。

ですが、

歯は“未来への積み立て”です。

今の習慣が、

10年後の口の中を作ります。


歯を守れる人は「意識」が違う

診療していて本当に感じるのは、

歯を守れる人は

“歯への意識”が高い

ということです。

・自分の口に興味を持つ
・状態を知ろうとする
・質問をする

こういう方は、

結果として歯が長持ちします。

逆に、

無関心なままだと、

変化に気づけません。

そして気づいた時には、

かなり進行していることがあります。


「遺伝だから仕方ない」は半分違う

患者さんからよく言われます。

「親も歯が悪かったから…」

確かに、

歯の質やリスクには個人差があります。

ですが、

実際にはそれ以上に大きいのが

習慣と行動

です。

つまり、

未来はある程度変えられる

ということです。


歯医者として本当に伝えたいこと

ここまで読んでいただいて、

「ちゃんとしなきゃ」

と思った方もいるかもしれません。

でも、完璧を目指す必要はありません。

大切なのは、

“今より少し意識を変えること”

です。

・定期検診に行く
・フロスを使ってみる
・放置しない

それだけでも、

未来は大きく変わります。


最後に

歯を守れる人と守れない人の差は、

才能でも運でもありません。

それは、

日々の小さな選択の積み重ね

です。

そしてその積み重ねは、

今日から変えることができます。

このブログを読んで、

少しでも

「歯を大切にしよう」

と思っていただけたら嬉しいです。